Cultural Agility Program

海外マネジメント
実践トレーニング

海外赴任予定者が現地マネジメントにスムーズに適応するために、
自身の思考の癖やマネジメント前提に気づき、赴任直後から機能する行動へつなげる実践型トレーニングです。

What is Cultural Agility Program?

海外マネジメント
実践トレーニングとは

日本型マネジメントの前提を見直す

多くの赴任者は、日本で培った成功体験や暗黙知を前提に海外拠点でもマネジメントを行います。しかし、海外では意思決定、フィードバック、対立への向き合い方、上下関係、信頼構築の前提が異なるため、そのまま適用すると摩擦や誤解が生じやすくなります。本トレーニングでは、文化の違いを一般論として学ぶのではなく、「自分の当たり前」がどのようにズレを生むのかを自分ごととして捉え直します。

赴任直後に起こるリアルな場面に備える

海外赴任後の初期段階では、評価面談、部下への指示、会議運営、合意形成、ネガティブフィードバック、現地スタッフとの関係構築など、日々のマネジメント場面でつまずきが起こりやすくなります。本プログラムでは、それらの具体場面をケースやロールプレイで扱い、異文化環境でも機能するコミュニケーションとマネジメント行動を整理します。

赴任後90日間の立ち上がりを支援する

海外赴任では、最初の90日間の適応が、その後の信頼関係やパフォーマンスに大きく影響します。本トレーニングでは、学びをその場で終わらせず、赴任後に何を意識し、どの行動を変え、どこから着手するかまで言語化します。文化差だけでなく、孤立感、本社と現地の板挟み、想定外への対応といった心理的負荷にも目を向け、レジリエンスを含めた初期適応の準備を支援します。

Case

プログラムの活用イメージ

対象:海外赴任予定者/初めて海外で部下を持つリーダー・マネジャー

海外赴任前のマネジメント準備

日本ではプレイヤーとして高い成果を出してきた一方で、海外拠点では初めて部下を持つ、あるいは裁量の大きい組織運営を担う方に対して、評価・指示・会議運営・信頼構築の基本行動を実践的に強化します。

対象:日本本社でのマネジメント経験を海外で活かしたい赴任者

日本型の成功体験を見直す準備

カルチャーマップ診断や異文化ケースを通じて、自身のコミュニケーションや意思決定の前提を可視化します。「日本ではうまくいったやり方」が海外でどう受け取られるかを理解し、現地で機能する行動への転換を支援します。

対象:赴任後の早期適応とトラブル予防を重視する企業

赴任初期90日間の行動設計

海外赴任後に起こりやすい摩擦や適応不全を防ぐために、現地での関係構築、対話、自己主張、セルフマネジメントをテーマに、赴任初日からのアクションを具体化します。

対象:赴任後の覚悟形成を重視する組織

海外マネジメントのリアルを事前に知る

海外駐在経験者のケース共有を通じて、現地と本社の板挟み、急な役割変化、未経験のマネジメント、現地スタッフとの葛藤など、赴任後に起こりうる現実を具体的に理解します。抽象的な異文化理解ではなく、実際の現場に即した危機感と準備を促します。

Features

プログラムの特長

Feature 1

“知識トレーニング”ではなく、前提を壊す設計

本トレーニングは、異文化理解の知識を増やすことを目的にしたプログラムではありません。ビジネスシミュレーション、カルチャーマップ診断、ケース演習を通じて、「日本型マネジメントがそのままでは通用しない」ことを体感し、自身の前提を揺さぶります。

Feature 2

理解で終わらず、現場で使える行動まで落とし込む

評価、会議、指示出し、フィードバック、対立対応、信頼構築など、赴任直後に直面しやすい具体場面を扱います。第二言語かつ文化差がある状況でのロールプレイにより、“伝えたつもりが伝わらない”構造まで実感できます。

Feature 3

カルチャーマップ診断でズレを可視化する

事前にカルチャーマップ診断を実施し、コミュニケーション、フィードバック、意思決定、説得、リーダーシップなどの観点から、自分・日本・赴任先の傾向の違いを比較します。感覚的に捉えがちな異文化差を、マネジメントの共通言語として整理できます。

Feature 4

海外駐在経験者のリアルケースで覚悟を醸成する

知識だけでは、赴任後の難しさは十分に想像できません。実際の駐在経験者によるケース共有や質疑応答を通じて、現地で起こる葛藤や乗り越え方を具体的に捉え、赴任前の心構えを整えます。

Feature 5

英語ロールプレイで“非母語で働く”難しさを体感する

英語を使ったロールプレイは、語学力向上そのものを目的としたものではありません。自分の考えを十分に表現できない状況や、相手も非母語話者である状況を体験することで、海外でのマネジメントに必要な配慮、明確さ、対話姿勢を学びます。

Feature 6

レジリエンスまで含めて初期適応を支える

海外赴任では、文化差に加え、孤立感、プレッシャー、板挟みなど心理的な負荷も大きくなります。本トレーニングでは、ストレスのトリガーや対処法を整理し、自分なりのレジリエンス・ツールキットを準備することで、継続的にパフォーマンスを発揮する土台を整えます。

Feature 7

赴任後90日間のアクションプランまで設計する

トレーニングの最後には、赴任後に意識して変えるマインドセットと、新たに取り入れる行動を明確化します。最初の90日間に何を行うかまで具体化することで、学びを実務へ接続します。

Program Outline

トレーニング内容例

Day 1

導入/日本型前提が通用しない構造の理解/カルチャーマップ診断の考察/異文化マネジメントにおける意思決定・会議運営の違い/海外駐在経験者によるケース共有/1日目の振り返り。

Day 2

アサーティブコミュニケーション/対立を前提としたマネジメントへの転換/板挟み・孤立に耐えるセルフマネジメント/現場で起こる誤解のロールプレイ/信頼構築の行動設計/赴任後90日間のアクションプラン。

※30名程度の集合研修から1:1トレーニングでの応用も可能です

Users’ Voice

受講者の声

  • 文化の違いを“理解する”だけでなく、“どう行動すべきか”まで具体的に考えられた。赴任後の最初の90日をどう過ごすかのイメージが明確になった。

  • 現地スタッフとの関わり方の解像度が上がり、信頼関係を築くべきかが具体的に見えた。

  • 自分の“当たり前”が通用しないことに気づき、考え方を見直す必要性を強く感じた。

  • Culture Map診断により、赴任先とのギャップを可視化できた。事前に準備すべきことが明確になった。

  • ミーティングで求められる役割や振る舞いが具体的に理解でき、実務でのイメージが持てた。

  • 意見の対立を個人への評価と切り離して捉える視点が得られ、コミュニケーションの捉え方が変わった。

  • “伝えたつもり”が通用しない理由を体感でき、伝え方を変える必要性を実感した。

  • アサーティブに伝えることの重要性を理解し、海外では必須のスキルだと認識できた。

  • 自分の視野の狭さや思い込みに気づき、他者の視点を取り入れる必要性を感じた。

  • 実践的なケースが多く、現地で起こり得る課題を事前にイメージできた点が非常に有益だった。

※複数企業の受講者コメントを編集して掲載