Biz Cases / 事例紹介

世界160カ国以上に展開する国内トップクラスの医療機器メーカー

スピード感重視!現場と経営幹部の能力開発を同時に推進

同社では、組織のグローバル化に対応すべく、グローバル人材の即戦力化の推進が、きわめて緊急度の高い経営課題となっていた。こうしたビジネス・ニーズに対して、スピード感をもって対応するため、戦略的にターゲットを絞り込んだアプローチと共に、グローバルな企業としての文化醸成につながる全社的アプローチの両方を導入。

 

現場レベルの底力を着実にアップ

グローバル・ビジネスの現場で必須となるEメールによるコミュニケーションに焦点を当て、ビジネス・インパクトの最大化と、リスクの最小化の両方を狙ったライティング・スキルの強化をワークショップ形式で実施。マネージャー推薦により、2年間でグローバル・ビジネスの実務を担当する社員100名が受講。Eメールにおける情報整理法や、相手との関係構築、アサーティブな発信力、苦情への対応など、実務スキルのブラッシュ・アップをはかることができた。

経営幹部のグローバル・リーダーとしてのコミュニケーション力を強化

現場に対する能力開発の機会と並行して、経営幹部に対するグローバル・コミュニケーションをテーマとした1 on 1セッションによるコンサルテーションを提供。海外の医療関係者へのプレゼンテーションに備えたセッションや、成長戦略や中長期プランに関わるメッセージングなど、個別のニーズに対応したきめ細やかなサポートを行った。

グローバル企業としての文化醸成プログラムの展開

全社的アプローチとしては、土曜日に開催しているビジネス道場にて、ダイバーシティーやグローバル・コミュニケーションをテーマとした実践的なコンテンツ提供を行っている。また、毎春、100名規模の新卒にグローバルコミュニケーターとしてのポテンシャル発揮を促すため、モチベーションに働きかけるワークショップを提供している。