Biz Cases / 事例紹介

新興国にも先駆けて進出する独自性の高い大手化学メーカー

海外の技術提携先とのコミュニケーションが劇的に改善

プラント所属社員約30名を対象に、技術提携先の海外のパートナー会社とのコミュニケーションの改善を目的とした実践的なセッションを実施。業務成果に直結したインパクトが得られた。

コミュニケーション不全に陥っている切羽詰まった現場

日本サイドのプラントに所属する社員は、定期的にパートナー会社の担当者とオンライン会議を行っているが、 全く双方向のコミュニケーションが成り立たない状況で、パートナーマネジメントに困難をきたしていた。

現状打破の第一歩に向けて、振り返りのセッションをファシリテート

日本サイドからは、詳細なデータ根拠を添えて課題に対する改善の要求を行っているものの、相手側からは、一向に協力が得られない。このような状況を打開するために、なぜ、このような状況に陥っているのか、日本サイドで、あらためて振り返りの機会を設け、コミュニケーションの改善施策を行った。

行動に駆り立てるためのコミュニケーションとは

結果として、「データだけでは人は動かない」という結論に至り、これまでスライドに記載していた膨大なデータや説明をただ読み上げるだけのやり方を見直すことにした。プレゼンテーションスライドのボリュームを半分以下にした上で、重要な点をキーワード化してシンプルかつ相手の記憶に残るような提示の仕方に変更した。いわゆる架空のケーススタディーではなく、業務で実際に扱っているマテリアルをベースに研修を行い、リアルなビジネスの促進に貢献。