Return On Learning vol.2
竹内洋二氏(日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 モビリティサービス事業本部長)
“Return On Learning”は、セブンシーズのトレーニングを受講するCxOレベルのエグゼクティブに、トレーニングのインパクトをインタビューするシリーズです。
早崎さんには、1年半にわたり「Executive 1:1 Session」にご参加いただいています。副社長として、多忙なスケジュールの合間をぬって、90分のセッションを積み重ねるのは、並大抵のことではないと思います。継続の秘訣はなんですか?
無理して継続している感覚はありません。
セブンシーズの「Executive 1:1 Session」を、リーダーとしての仕事の延長線上に位置づけ、ビジネスと共存させています。例えば、H.B.フーラーとのExecutive Meetingに向けて、ビジネス・アップデートのリハーサルをしたり、成長戦略に関するディスカッションにどう備えるか、定性・定量の両側面から準備を行ったり、90分を投資する価値があります。セブンシーズのコンサルタントには、私が目指したいところを伝えていて、そこに到達するまでの道のりを伴走してもらっている感覚です。
「Executive 1:1 Session」をスタートされたばかりの頃と比べて、ご自身として、どんな変化を感じていらっしゃいますか?
英語でコミュニケーションをとることに対するためらいや、恐れが完全に払拭できました。
対話が自然と続くようになったのは、聞かれたことに対して、ただただ受動的に答えるのではなく、自分の答えに関して、情報を追加し、さらに、相手に質問返しをするという「3As:Answer – Add – Ask」のサイクルを回すという習慣が身についたんだと思います。情報を追加して、相手に質問返しをするんですね。最近は、相手の表情も見られるようになりました。原稿通りにいかなくても、もうパニックにはなりません!原稿を読みあげるOne
Wayスタイルから脱却し、相手に伝わっているか、聞き手の反応にも、意識を向けられるようになりました。
現在、取り組んでいらっしゃる学習目標について、お聞かせいただけますか?
最近では、1:1 Session に加えて、「Practical Simulation」の場に参加しています。
複数のネイティブのコンサルタントが、手加減せずにアグレッシブに話をしているところに、自ら割って入る(Interruption)訓練をしています。これは、なかなか、タフです。1対1の場面には慣れてきたので、人数が増えたシーンを想定して、自分に負荷をかけているところです。話の内容をつかむために質問力のスキルを磨いています。具体的には、Clarifying Questions や、Drill Down Technique(構造的に掘り下げる技術)の向上に取り組んでいるところです。
竹内洋二氏(日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 モビリティサービス事業本部長)
早崎達夫氏(積水フーラー株式会社 代表取締役副社長)
Mr. Scott Pergande氏(積水フーラー株式会社 代表取締役社長)
大野 彰子氏(国立教育政策研究所 教育データサイエンスセンター長(併)国際研究・協力部長)
今泉 基氏(ヴァーティカル ジャパン合同会社 カントリー・マネージャー)
久田圭彦氏(積水フーラー株式会社 人事・総務部長)
スンジャ・キム氏(アバナード株式会社)
西村尚己 氏(スペランツァ代表)