Biz Cases / 事例紹介

No.15

林 和明氏(サントリーホールディングス株式会社 デジタル本部 デジタル戦略部 課長)

Users Voice | 1:1 Crafted Course vol.1

セブンシーズのトレーニングを受講されたビジネスリーダーに、トレーニングのインパクトをインタビューしました。

海外メンバーが“納得する”英語とは?

林氏は、グローバルIT戦略を担うリーダーとして2024年夏より「1:1 Crafted Course」を受講した。海外メンバーとの英語での会議やCIOカンファレンスでのファシリテーションなど、実務に直結する課題を抱える中、どのような目的意識でこのトレーニングに臨んだのか、話を伺った。

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「実務直結型」が拓く、英語プレゼン・ファシリの可能性

セブンシーズ(以下、7Seas)

今回の受講にはどのような背景や課題意識があったのでしょうか?

林 和明氏(以下、林)

プレゼンで納得感を持ってもらえる構成や表現を英語でどう作るかが、大きな課題でした。また、海外ベンダーとの技術的なやり取りでは、即興で「わかりやすく」「納得できる」説明をする必要があり、その準備ができるトレーニングを探していました。

7Seasのトレーニングは、決まったカリキュラムをこなすのではなく、自分の課題そのものを持ち込める点が非常に魅力的でした。CIOカンファレンスの資料や、ベンダーとの会議で使う想定問答などをそのまま題材にできたことが、実務に直結する感覚を与えてくれました。

英会話スクールとの決定的な違い

7Seas

他の語学研修と比べて、違いを感じた点はどこでしょうか?

一般的な英会話スクールでは、テキストに沿ったトピック学習が中心ですが、7Seasのトレーニングはあくまで「ビジネス現場で成果を出すための課題解決」が出発点です。

自分の課題に対して、「どこが論理的に弱いか」「どの表現がより適切か」「場面に合った言い方か」などを丁寧に指摘してもらえたことが、とても有意義でした。

特に印象に残っているのは、スライド間の”つなぎ表現”を習得できたことです。日本語だとあまり気にならない部分でも、英語ではスライドの切り替えが唐突に見えてしまいます。実際の資料に沿って、自然なつなぎ方やフレーズを教えていただけたのが大きな成果でした。

「構造+ことば」で伝わるものが変わる

ファシリテーションにおいても、冒頭の導入、クロージング、時間調整といった場面での英語表現を整理できたことは、実践に直結する成果でした。

論理構成だけでなく、「相手にどう伝わるか」を意識することの大切さに気づけたのは、トレーニングを通じた大きな学びです。

また、海外チームメンバーへの指示や説明においても、「相手がどうすれば自分ごととして動いてくれるのか」といった観点での表現を学び、文化や価値観の違いを意識しながら話せるようになりました。

ビジネスを動かす英語力は、「汎用性」より「即応性」

7Seas

トレーニングを終えて、特に実務にどのような影響があったと感じますか?

トレーニングで扱った内容はすべて、実務にそのまま活用しています。毎回、自分の実課題がベースになっていたので、「トレーニングの学びを応用する」のではなく「トレーニングの中で課題を解決する」ような感覚でした。

特に印象的だったのは、コンサルタントの対応力です。私の業界や事業に関する前提知識がなくても、話を深く理解し、常に「今の業務で明日からどう使えるか」という視点で助言してくれました。決まりきったテンプレートではなく、私に合った言い回しや論点の組み立て方を提案してくれる姿勢は、まさに実務に寄り添うパートナーだと感じました。

このトレーニングは、具体的な課題や目標を持っている人に特におすすめです。英語力を上げることが目的であれば、他の選択肢もありますが、「英語を使って仕事の成果を出したい」方には、確実に意味のある投資になると思います。

課題と向き合うほど、トレーニングは成果につながる

コンサルタントは常にポジティブなフィードバックをくれながらも、必要な指摘は明確に伝えてくれるバランスの良い指導をしてくれました。「ここがいい」「ここはもっとこう言うと伝わる」など、具体的で実践的なアドバイスばかりで、毎回のセッションが楽しみでした。

今後は、自分のチームメンバーにも積極的にこのトレーニングを勧めたいと思っています。すでに1人が受講を始めており、本人も大きな手応えを感じているようです。