Biz Cases / 事例紹介

No.16

金融系企業 財務部門

Users Voice | 1:1 Crafted Course vol.2

セブンシーズのトレーニングを受講されたビジネスリーダーに、トレーニングのインパクトをインタビューしました。

英語を“使える力”へ──出張前後で実感した、現場対応力の変化

財務部門でグローバルな専門業務に従事する田中氏(仮名・以下、田中)は、欧州の現地法人への短期出張を前に7Seasの集中トレーニングを受講した。海外駐在経験はあったものの、実務で英語を使うのは久しぶり。しかも、今回は監査スタッフとの専門的なやり取りが中心で、「会話力」だけでは太刀打ちできない状況だったという。

専門性の高い業務にこそ求められる、準備された英語力

田中

今回の研修で重視したのは、「英語を話す」ではなく「英語で伝える」力を短期間で高めることでした。7Seasのトレーニングは、決まった教材ではなく、自分の業務資料をベースに進める点が大きな魅力でした。

“本番の資料”を使った実践演習──だから現場に直結する

トレーニングでは、実際の財務資料や報告書をそのまま使用し、英語での説明ややり取りをシミュレーション。

田中

財務や会計の専門用語を英語でどう表現するか、資料の流れをどう組み立てるかまで丁寧に指導いただきました。現場さながらの実践的な内容で、「準備したことがそのまま本番に生きる」感覚がありました。

また、複数のコンサルタントからのフィードバックも大きな支えでした。単に正しい英語を使うのではなく、「聞き手にどう伝わるか」を意識した表現に磨き上げていく過程が、とくに印象に残っています。

“失礼なくNOを伝える”アサーティブな対応力を実戦で活用

田中

現地では、相手の主張が明確な分、こちらも自信を持って意思表示をする必要がありました。7Seasで学んだアサーティブな表現──たとえば、柔らかくも明確にNOを伝える言い回しや、意見の違いを尊重しつつ主張する方法──はまさに現場で即戦力になりました。

「伝え方1つで関係性が変わる」ことを、実際の交渉や会話を通じて実感しました。英語力というより、「対応力」を養えたことが一番の成果かもしれません。

AIでは代替できない、対話の中で培う“緊張感と応用力”

田中

AI英会話などのツールも活用していますが、資料を使ってリアルタイムでやり取りし、すぐにフィードバックをもらえるのは人との対話ならではの価値です。

トレーニングの中では、「話して伝える」緊張感、「相手の反応を見て調整する」柔軟性も鍛えられました。これはAIには再現できない、まさに”人対人”だからこその学びだと感じました。

グローバルに信頼されるために──これからの学び方

田中

今回のトレーニングを通じて、「短期間でも、正しい方法で学べば現場対応力は鍛えられる」と実感しました。今後は、AIツールや日々の業務を通じて実践を重ねながら、自分なりの学び方を工夫していきたいと思っています。

単なる語学力ではなく、信頼される“伝え方”と“対応力”こそが、グローバルな環境で成果を出すための鍵だと、今回の経験を通じて改めて感じました。